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腸内環境~何を食べるかが決め手 2026.10.13
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 自律神経を整えるために、最もケアしてほしいのが「腸」です。腸内環境は自律神経や血流にも深く関わり、糖尿病や高血圧、高脂血症、認知症などにも影響を与えることが分かり、医学界で大きなテーマとなっています。

 腸内には体内の免疫細胞の約7割が集まっているとされます。腸には食べ物だけでなく、ウイルスや病原菌を取り込む危険があります。これらと対抗するため、多くの免疫細胞や抗体が存在しているのです。

 健康の要となる腸内環境を良好にする決め手は「日頃の食生活」。腸内環境を整えるために役立つのが、乳酸菌が豊富な「発酵食品」です。腸内に入った乳酸菌は善玉菌のエサになったり、悪玉菌の繁殖を抑えるために働きます。日頃、積極的に納豆や味噌、チーズを摂っている人も多いと思いますが、定番はヨーグルトでしょう。ヨーグルトは商品によって入っている乳酸菌が異なります。半月~1か月程度試し、自分に合った乳酸菌を探してください。便通が改善したかどうかが目安です。

 もうひとつ大切なのが「食物繊維」。水溶性食物繊維(主にオクラ、里いも、なめこ、海藻など)は排便を助け、善玉菌のエサにもなります。不溶性食物繊維(バナナ、ごぼう、さつまいも、豆類など)は水分を含んで膨らみ、便を大きくすることで腸の働きを活発にします。

 腸内環境に関する興味深いアメリカ感染学会の報告を紹介しましょう。感染症に伴う下痢の治療として便移植(健康な人の便を病気の人の腸に移植し、腸内環境を改善させる治療)を受けた患者が施術後、急に太り始めたというのです。実は便を提供した人が肥満だったのです。また、提供者に性格が似てくるという報告もあります。

 体質や性格にまで影響が及ぶ腸内環境。ただ、何を食べるかを決めるのは自分の意志。心がけ次第で腸内環境を改善できることを覚えておいてください。

【TVでも人気のスーパードクター 順天堂大学医学部特任教授 小林弘幸先生の健康講座】一覧はこちら

 


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