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芸能人インタビュー

なんぼやっても分からないのが俳優業の醍醐味。苦しいからこそ楽しいんでしょうね 2018.11.19
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映画を中心に活躍する俳優・國村隼さん。芸能生活42年、映画デビュー37年を迎えたベテランですが、年齢を重ねるにつれてスクリーンでの存在感は増すばかりです。出演する映画『かぞくいろ ─RAILWAYS わたしたちの出発─』(11月30日全国公開)についてお聞きしました。

 

ハリウッドの大作への出演を機に面白くなった映画の仕事

 国内だけでなく、海外でも演技が高く評価される國村隼さん。舞台俳優として芸能の道に入り、映像の世界へと活躍の場を広げていきます。俳優として大きな転機となったのがハリウッド映画『ブラック・レイン』(89年公開)への出演でした。
 「映画は舞台よりナチュラルに演じるくらいで、舞台と映像の違いが分かっていなかった頃です。それを間違いだと気づかせてくれたのが監督のリドリー・スコットでした。フレームの中での存在や表現の方法を学びました。そして、もうひとつ忘れられない言葉があります。『いいか、役者は役に対するイメージを持つことが仕事だ。現場でどうしたらいいかなんて聞くな』。それからスクリーンの仕事が一気に面白くなりましたね」
 以来、周囲を震え上がらせるアウトロー、心優しい父親など、多彩な役を好演。両極端な役を演じることに葛藤はないのでしょうか。
 「演じるのが善人や悪人であっても、僕の中ではあまり変わりありません。それはどんな人でもベースは変わらないと心のどこかで思っているから。同じ根底があり、そこから枝葉のように善や悪へと分かれていくイメージです」
 役の本質と思考を見極め、自身に収めることができれば、「撮影現場では善人や極悪人のスイッチをいれるだけ」と笑う國村さん。役と真摯に向き合う内、ある信念が芽生えました。
 「演じていると、自分という容れ物にその人(役)が入ってくる不思議な瞬間があるんですよ。それからというもの、役者は依り代のような存在だと考えるようになりました。ただ、そんな特別な瞬間はそう訪れません。難しさと面白さが同居するのが俳優の仕事。なんぼやっても分からないから挑戦できる。トライ&エラーの作業が、苦しいけど楽しいんでしょうね」

血縁のない、顔も知らない3人が家族になる姿を描く心温まる映画

 11月30日に公開される映画 『かぞくいろ─
RAILWAYS わたしたちの出発─』では、鉄道のベテラン運転士の節夫を演じました。
 「家族を顧みず、自分の仕事にだけ誇りをもち生きる不器用な男の役です。役について監督や共演者と事前に打ち合わせる役者さんもいますが、僕は一切しないんですよ。言葉って誤解を招くでしょ。だから、まずは現場でやること。OKがでれば、僕のイメージが伝わっているということです」
 物語は有村架純さんが演じる夫を亡くした奥薗晶が9歳の連れ子・駿也と共に、夫の故郷である鹿児島を訪れます。そこで出会ったのが顔も知らない義父の節夫。住む場所もお金の余裕もない晶たちは、ほぼ初対面の節夫と暮らすことに。生活のため仕事を探す晶は、ベテラン運転士・節夫の指導のもと、他界した夫が子どもの頃に夢見た鉄道運転士を目指すが…。
 2010年に第一作が公開された、鉄道を舞台とした映画『RAILWAYS 』シリーズ。三作目となる本作のテーマは「再出発」。血のつながりのない家族が踏み出す一歩を描き、家族の在り方を問う感動作です。
 「家族の在り方って、そこにいる人々が父や母、兄弟などの役割を果たし、関係を守っていくことなんじゃないかな。僕は昔からそんなことを思っていましたが、この映画で描いたのもそんな家族の関係性です。
 ばらばらになった家族、失われていく鉄道ローカル線。このふたつのテーマをRAILWAYSというシリーズがつないでいます。ストレートで誰の胸にも響く物語を劇場でご覧ください」

 

■プロフィール

俳優/國村 隼

1955年熊本県生まれ。76年に舞台俳優デビュー、81年に『ガキ帝国』で映画デビュー以降、『ブラック・レイン』など国内外の作品に出演。韓国映画『哭声/コクソン』で第37回青龍映画賞で男優助演賞と人気スタ-賞の2冠に輝く。2019年は映画『アルキメデスの大戦』などが公開予定。 スタイリスト/堀口和貢

 

■インフォメーション

 

かぞくいろ
― RAILWAYS わたしたちの出発―
11月30日㈮全国公開

■監督・脚本/吉田康弘
■出演/有村架純 國村隼
桜庭ななみ 歸山竜成/
木下ほうか 筒井真理子/板尾創路 青木崇高


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