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変わることを恐れないで 変化した先にはもっと面白い世界が広がっているから 2025.09.17
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数々のドラマや映画で活躍する市毛良枝さんが、44年ぶりに主演を務める映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』が10月24日から全国公開。若い頃の夢を叶える祖母と、自分の夢に自信が持てない大学生の孫が紡ぐ、温かい家族の物語です。

 

祖母と孫の楽しいコンビも見所! 市毛さん主演最新作

 場を和ませる飾らない人柄が魅力的な市毛良枝さん。主演最新作『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』では、人生の新たな一歩を踏み出す女性を活き活きと演じています。市毛さん演じる文子の孫・拓磨役には、グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成さん。行動力抜群の祖母と少し情けないけれど素直な孫との楽しいコンビも見所です。
 「豆原さんはとても爽やかな青年です。2人とも筋肉フェチで、撮影中は筋肉話で、楽しく過ごしました(笑)」
 文子の夫・偉志役には、市毛さんと約50年ぶりの共演となる長塚京三さん。亡き後も、文子の思い出の中で生き続ける優しく聡明な夫を演じています。
 「長塚さんと以前共演した時は、今作の夫婦のスタート地点のような役だったので、その2人が年月を経て再会したようで感慨深いですね」
—夫に先立たれひとり暮らしをする祖母の文子と同居することになった大学生の拓磨。ある日、祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つけます。それは、偉志が文子へ遺したサプライズプレゼントでした。若い頃に進学できなかった文子は、大学入学を決意。拓磨と同じ大学へ通い、夢だった「学び」の日々を謳歌します。一方、自分の夢に自信が持てず悩む拓磨。富士山が好きだった偉志が手帳に書き残した不思議な数式を軸に、2人の人生が動き出します。
 「最近の映像作品では年配者は騙されやすく不幸の象徴のように扱われることが多いように感じて。この作品はそういった印象とは正反対に描いているので、ちょっとでもリアルな感触を持たせられたらいいな、と思いながら演じました」
 原案は、文京学院の創設者で、女性のために教育に一生を捧げた島田依史子の著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』。映画では、世代を超えて学ぶことの楽しさを伝えていますが、市毛さん自身も学びを楽しく感じたのは、社会人になってから。それも自動車学校がきっかけだったそう。子ども時代とは違い、自ら進んで行う勉強は、新しい世界を広げてくれました。
 「免許は短期間で集中して取らなくちゃいけないから、本気で勉強したら楽しくて。それがきっかけで、知らないことを知って、やりたいことは全部やりたい、と思うようになったんです。もうひとつのきっかけは登山です。自然という舞台で山は遊びの場であると同時に様々な知識を得ることができる百科事典のようで。全く知らないところに飛び込んでみたら、想像していたものとは違う世界が広がっていて、知らないことはまだまだいっぱいあるんだと、感動しました」

 「どんどん自分が楽しくなる」市毛さんの人生を楽しむ秘訣

 本格的な登山や社交ダンスなど、年齢に関係なくアクティブに挑戦し続けてきた市毛さん。年齢を重ねることで、体は変化しますが、知識や経験を積み重ねていくことができます。
 「草原を見た時に、ただきれいと感じるんじゃなくて、例えばミレーの『落ち穂拾い』を思い浮かべられた方が、見える世界が豊かなものになると思いませんか。若い時の方が、感性は豊かかもしれませんが、重ねた経験は熟成されてそれを上回る豊かさになると思うんです。一見まったく無関係に思える知恵や知識、経験も機織りが複雑な模様を織り出すように繋がっていく。そうするとどんどん自分が楽しくなっていくはず。それに、変わることを恐れないこと。変化しないと人間って退化すると思うので、どんどん変わっていった方がいいんじゃないでしょうか。変化した先にはもっと面白い世界が広がっているから。見たことのない世界ってまだまだいっぱいあります。楽しみながらチャレンジしていきましょう!」

 

■プロフィール

俳優/市毛 良枝

1950年、静岡県出身。文学座附属演劇研究所を経て、71年にテレビドラマ「冬の華」でデビュー。映画、舞台、テレビなどで幅広く活躍。40歳から登山を始め、エベレスト、キリマンジャロなどにも登頂。ほかに、ヨガや社交ダンスなど多彩な趣味で知られる。NPO 法人「日本トレッキング協会」理事、環境カウンセラーとしても活動し、執筆や講演も多数。著書に『73 歳、ひとり楽しむ山歩き』(KADOKAWA)など。介護のエッセイが今秋発売予定。

 

 

■インフォメーション

 

 


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