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犬猫も花粉症 2025.04.22
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 〈雪解けて私のハナにも春の水〉(『花粉川柳コレクション』講談社)。くしゃみや鼻水、鼻炎、目のかゆみ…。今春も〝国民病〟である花粉症の要警戒時期となった。ただ、花粉症の辛い思いはヒトだけではなく、犬も猫も同じだという。「くしゅっ」。散歩中の犬のくしゃみを聞く機会が、外出時に増した気もする。
 犬猫の花粉症の原因は基本的にはヒトと同じだ。スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉に触れたり、吸い込むことで発症する。症状はヒトの鼻炎や目のかゆみなどより、皮膚炎が中心。かゆみが強く出るため、皮膚をかきむしり、顔まわりや耳、首~前胸部、脇の下、内股などに脱毛、湿疹、化膿といった症状が出やすくなるという。
 もちろん花粉症を発症するかどうかは、犬も猫もヒトと同様に個体差がある。犬の場合だと柴、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、フレンチ・ブルドッグ、パグなどは、アレルギー症状を起こしやすいという。
 室内飼育の猫は、窓を開けなければ花粉に触れる機会がほとんどないが、散歩好きの犬は、大量の花粉を体毛に付け、家の中に持ち込んでしまう。
 花粉を洗い落とすにはシャンプーが効果的だが、花粉の飛散量が多いお昼頃や夕方の時間帯の散歩を避けたり、体毛に花粉が付着するのを少なくする服を着せるなど飼い主の気付きと予防策も犬猫には欠かせない要件という。
 愚輩も時折り、突然の鼻水に悩まされるようになった。医師の診断は、加齢性鼻炎。病名に加齢性が付いたのは、今回が初めて。少々ムッとした。(石井仁・読売新聞東京本社元記者)


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