アクティブなシニアライフを応援する情報サイト

素敵に年を重ねる’あなた’のための応援サイト
Home

文字サイズ変更

  • 標準
  • 大

はいからCHANNEL インターネットTV
はいから大人の部活
遺言アプリ100年ノート

はいからお昼の快傑TV
老後の窓口


メディアのご紹介

  • 季刊誌はいから
  • 新聞はいからエスト

好評連載コラム

一期一筆

前後期の次末期? 2026.03.17
Share

 〈高齢者/前期後期の/次末期?〉。役所が事務処理などの観点から高齢者を前期、後期呼ばわりしたのは2008年。65歳以上を前期、75歳以上を後期と区分けした。戦後社会の発展に貢献してきた人たちに、敬意の欠片も持たない役人造語に「ムッ」としたものだ。
 また、日本老年学会と同医学会は2017年に高齢者の定義を従来の65歳以上から75歳以上に引き上げるべきと提言。65~74歳は准高齢者とし、75~89歳が本来の高齢者で、90歳以上は超高齢者と呼ぶべきだとしている。
 愚輩の私案は、以前から述べているが、前期、後期の呼称を廃止し、65歳になったら単なる高齢者、75歳以上は〝高貴高齢者〟という呼称とし、社会全体で敬っていくべきだと思ってきた。しかし、近年の元気な高齢者を見ると、高貴高齢者の呼称は80歳からでもOKと思い始めている。
 冒頭の作品は、昨年9月1日に応募総数1万5261句から選ばれた「第25回有老協・シルバー川柳」入選作20句の一句だが、〈次末期?〉では、あまりにも自虐的というか、役人が好みそうな言葉にも思え、思わず唸ってしまった。
 第一生命保険の、2025年の「サラっと一句! わたしの川柳コンクール(旧サラリーマン川柳コンクール)」の上位10作は、今年5月に発表されるという。
 ただ、齢を重ねたためも多少あるとは思うが、〈老犬が/黙って俺の/愚痴を聞く〉〈寒くない/やさしい妻が/猫に聞く〉〈腕立て伏せ/伏せたらずっと/伏せたまま〉――。高齢者の定義は別にして、昨今はシルバー川柳に親近感を感じ始めている。(石井仁・読売新聞東京本社元記者)


Back PageTop

  • 会社案内
  • プライバシーポリシー
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 広告掲載のご案内