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清水国明さんの国明式災害生存術
- 第6話~自然の大好きな仲間が集うウッズミーティング!!~ 2007.07.14
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「森と湖の楽園で合コンやったらいいかも……」という人がいました。
合コン、懐かしい響きです。なんて、ちょっと見栄はってしまいました。実は正直にいうと、やったことがありません。
学生時代には、何度かコンパと称した飲み会をやっていましたが、あくまでも飲み会であって、今ほど異性との出会いにウエイトを置いてはいなかった。これまた正直にいうと、みんなの共通した裏目的は異性との出会いでしたね。
今、ふと思ったのですが、「はいから」と「あからさま」ってなんとなく似てませんか。意味するところはまったく違いますが、少し時代から置き忘れられた位置にあって、でも言葉自体にはしっかり力がある、大切な存在。「はいから」がハイセンスでアクティブな生き方だとすると、「あからさま」は、センスのないガツガツした生き方。
けれど今や時代はすべて「あからさま」になってきています。「あからさま」ってフリーペーパーがウケたりしたら嫌ですね。
僕らの世代は、むき出しの欲望を苦手としているのだと思います。たとえば行列ができているお店に並ぶのに、いくらか抵抗がありませんか。食欲や物欲ををあからさまに世間にさらしているようで、僕はテレてしまいます。
そんな僕らは、やっぱり奥ゆかしくスマートに、つまり「はいから」に、やりたいですよね。根本のところは一緒ですから、合コンだってやってみたい。いくつになったっていい出会いを求めたいものだと思います。そこで、森と湖の楽園でのテレなくてすむ合コンを真剣に考えました。
タイトルは「仲間をつくろう! ウッズミーティング」です。自然が好きで、楽しい仲間を求めている、ほぼ同世代の男女10名くらいを募集し、森と湖の楽園で楽しい時間をすごしてもらうのです。「森の空中回廊」を散歩したり「森の足湯」を楽しみながら、鳥や花の話、山歩きや釣りの話など、あれこれしているうちにきっと新たな趣味に目覚めるでしょう。仲間ができるということは、新たなチャレンジを始めるということになりますからね。
決してテレない、恥ずかしくない合コン、あからさまではなく、はいからな合コン「ウッズミーティング」に、ぜひ参加してみてください。
■清水國明(タレント・自然暮らしの会代表)