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清水国明さんの国明式災害生存術
- 第7話 これからの河口湖観光に「エンターテイメント」を!! 2007.08.09
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アメリカに行ってきました。なんだか久しぶりの海外旅行で、出入国の手続きに戸惑いました。最近は指紋なんか採るようになったんですね。ミズーリ州の人口が4000人くらいの小さな町でしたが、そこは今世界が注目する観光地なのだそうです。
このブランソンという町には32もの劇場があって、全米から年間700万人の観光客が訪れています。各地を転々とする巡業ツアーをやめて定住を始めたエンターティナーが自分の劇場を持ち、出かけるのではなくお客さんの方を呼ぶことで、より良いショーを見せることができる。そう気づいたアーチストたちが集まってきました。多くの劇場ができれば、多くのお客さんも集まってくる。相乗効果であれよあれよという間に、今やグランドキャニオンを抜く観光地が生まれたのです。
この町の近くにはブラックバス釣りで有名な湖と、世界最大の「バスプロショップ」があります。はじめは釣り人だけがやってきて、夜の娯楽として小さな劇場ができたのだそうです。やがて遊園地ができて次第に観光客が増え始め、今では観光バスツアーの行きたい場所として、ホワイトハウスを抜いて全米1位の座を獲得しています。しかし、ここで驚いたのは観客のほとんどが高齢者で、500キロ、800キロを自分で車を運転してきた元気な老夫婦だったことです。
奇しくも河口湖は、年間800万人が訪れる観光地で、ブラックバス釣りで有名であり、富士急ハイランドという遊園地があります。いまここに欠けているもの、これから脚光を浴びるに違いないもの。それはずばり、シニア観光客を喜ばせる劇場です。
来年5月にオープンする「森の劇場」で、清水アキラのショーが成功して脚光を浴びると、多くの芸能人が集まってきて、日本にもブランソンのようなエンターテイメントタウンが誕生するでしょう。自然とモノ作りの体験施設「森と湖の楽園」のコンセプトである心と体のまるごと健康を提案する取り組みのひとつとして、「笑い」という要素は欠かせません。観光地としての河口湖に、いまひとつエンターテイメントの魅力が加われば、もっと多くの人たちが訪れてくれるでしょう。
■清水國明(タレント・自然暮らしの会代表)