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清水国明さんの国明式災害生存術

残りの人生を余す事なく楽しむ「多毛作倶楽部」 2010.10.29
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 10月15日でもう還暦ですと。ようやく、ですかね。来し方を顧み行く末を眺める、節目の時。ここから還りゆく折り返し地点でもあります。人生は「赤とんぼの羽を取ったらアブラムシ」になり「足を取ったら柿の種」になるのですが、また「足をつけたらアブラムシ」になり「羽をつけたら赤とんぼ」に還ってゆくのです。これがニーチェ曰くの「永遠回帰説」、そして仏教が説いている「輪廻転生」なのだと、僕は理解しています。


 ここからまた始まる、リスタートの時です。で、これからは好きなことだけやります。確か去年、ガンで入院して生還できた時にも同じような決意表明をしていたような記憶がありますが、今度こそ。生活苦の不安に負けて、やっぱり時間を切り売りして、自分としては不本意な過ごし方をしてきました。けれどもう目の前にゴールがはっきりと見えます。うかうかしていられません。


 残り時間を有効に使うために、残り人生を余さず使い切るためには、どうしたらいいのかを真剣に考えました。その結果が、やっぱり好きなことだけ一生懸命にやる、でした。


 好きなことを考えてみたら、あれもこれも、いくつもありました。これを全て楽しみきるには、のんびりなんてしてられません。寝る間を惜しんでやるべきことをやらねば、と思います。そのせいでしょうか、この頃まだ暗い内から目が覚めてしまいます。

 

 そんな時、夕べの続き(疲れて、体力の限界でバタリと倒れ込んで寝てしまったので)があれば、朝からバリバリと楽しく過ごせます。けれど時々、あれ? 何するんだったっけ? 今からやることがないぞ、と戸惑う朝。そんな朝が一番辛いですね。


 しっかり予定を組んでおかないと、貴重な残り時間をボーっと過ごしてしまうことになってしまいそうです。口先だけでなく、今度こそ、好きなことを本当に実行するために、スケジュールの空いているところに「多毛作倶楽部活動」という予定を、確定で入れてしまうことにしました。
 

清水国明
タレント・自然暮らしの会代表


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