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清水国明さんの国明式災害生存術
- 不便な無人島生活で日常の当たり前に感謝 2014.03.13
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瀬戸内海の無人島で年末年始を過ごしました。親子三人で初日の出を拝むことができたのはラッキーでしたが、そのあと波浪警報が発令されて、風と波で大変でした。対岸の港まで息子の国太郎(6歳)と行ったきり帰って来られなくなり、妻の敬子は一人無人島で一夜を過ごしたのです。
あくる朝、まだ風も波も収まらないのに無理して島へ向かった結果、アンカーロープをスクリューに巻き付けてしまい、エンジンが止まって船は真横になって砂浜に打ち上げられました。波に翻弄され今にも転覆しそう。冷たい海に飛び込んでロープを切り、なんとか九死に一生を得たのですが、その日の夕方、海はそれまでの荒れ様が嘘のように、ベターっと凪になりました。まさに「待てば海路の日和あり」。
調子悪い時に無理して事を成そうとするのではなく、いい時が来るまで待つ。人生においても待つゆとりと勇気が必要だなと、しみじみ思いました。なんとか我が家にたどり着いた時、蛇口をひねれば水やお湯が出ること、うんちが流れるトイレ、暑くも寒くもない部屋、すぐ近くにあるコンビニ。今まで当たり前と思っていたけれど、私たちはもうすでにこんなに便利で快適な生活を手に入れていたのですね。さほど感謝することもなく、その日常を当たり前のこととして過ごしていました。
今の生活に満足できないと思い始めたら、また無人島に出かけてみようと思います。
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清水国明
タレント NPO法人 河口湖自然楽校 楽校長