アクティブなシニアライフを応援する情報サイト
聖マリアンナ医科大学病院 スーパー医師による医療情報
- 健康寿命をのばすこと、 それが私たちのミッションです 2026.02.07
-

聖マリアンナ医科大学 整形外科学 主任教授
聖マリアンナ医科大学病院 整形外科部長
聖マリアンナ医科大学病院 人工関節センターセンター長
原口 直樹先生
健康寿命という言葉をご存じですか。これは「平均寿命から、寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間」のことをいいます。理想はこの世を去る間際まで人の手をわずらわせず自立して生活できる、つまり健康寿命と本来の意味での寿命が限り無く一致することです。よく言われる「ピンピンコロリ」が理想ですね。おかしな言い方になりますが、この「ピンピンコロリ」実現のお手伝いをするのが整形外科医の大きな役割です。
実はひとが要介護の状態になる最大の原因の一つが、関節の障害や転倒による骨折です。関節の痛みを改善し、薬で骨を強くして骨折を予防する、万が一骨折してしまったらできるだけ早期に日常生活に戻れる治療を行うことが、ピンピンコロリへの大事な一歩なのです。加齢による痛みやスポーツ障害を改善することによって、その手助けをしています。
関節の痛みの原因で最も多いのが「変形性関節症」です。これは主に加齢により関節の軟骨がすり減る病気で、痛みで旅行や趣味ができなくなり、生活の質を著しく低下させます。このために自宅での生活がメインになり、徐々に介護が必要になります。私たちはこの病気の手術を行います。
聖マリアンナ医科大学病院の人工関節センターおよび脊椎センターでは手術支援ロボットを導入してより正確な手術が可能になっております。人工関節手術で最も大事なのが、傷んだ関節の表面を正確に取り除くことです。手術支援ロボットを使うことにより、1ミリ単位の正確さが実現できました。人工関節には耐用年数がありますが、手術支援ロボットを使った正確な操作によって、耐用年数の向上が期待されています。
聖マリアンナ医科大学病院には足の外科、脊椎外科、股関節外科、膝関節外科、上肢の外科、外傷外科の各専門診療班があります。それぞれ大学病院ならではの先端的な医療を行っており、全体として年間1500件以上の手術実績があります。
関節やせぼねに痛みがある場合は、いつでもご相談ください。■取材協力
聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県川崎市宮前区菅生2‐16‐1)
☎044‐977‐8111㈹









