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聖マリアンナ医科大学病院 スーパー医師による医療情報

少ない待ち時間で、質の高い放射線治療を提供いたします~聖マリアンナ医科大学 放射線治療学 主任教授 同大学病院 放射線治療科 部長 放射線治療センター長 中村 直樹先生 2026.09.13
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 放射線というと、どうしても腰が引けてしまう方も多いかもしれませんが、実は放射線治療は少ない身体的負担で「がんの完治」あるいは「がんに伴う症状の改善」が期待できるからだに優しい治療です。最近では放射線治療技術の進歩の恩恵を受けて、より少ない副作用で放射線治療が行えるようになっています。

 聖マリアンナ医科大学病院では2023年1月に新規に放射線治療センターがオープンし、建屋および装置が一新されました。最新の装置環境で強度変調放射線治療(IMRT)、定位放射線治療(SRT)などの高精度放射線治療を含めた放射線治療全般を行っています。待合スペースもゆとりのある快適空間に設計されています。

 がん診療はかつての「放射線治療と手術のどちらを選ぶか?」の時代から「放射線治療、手術、薬物療法をどのような順番で組み合わせるか?」の時代となっています。治療選択肢が複雑化する中で、当センターでは腫瘍内科や各臓器別診療科と密接に連携しつつ、年間900人程度の患者さんに放射線治療を行っています。質の高い放射線治療を提供することは勿論のこと、多くの患者さんに少ない待ち時間で放射線治療を提供できるように医師、診療放射線技師、医学物理士、看護師、事務員で連携して診療に取り組んでおり、多くの場合は当科の初診日から1週間前後で放射線治療が開始となります。安心してお任せください。

 また、臨床試験を通じた新たな治療法の開発にも力を注いでいます。現在、骨転移による痛みを抑えるための、より有効な治療法を開発することを目的とした「照射歴を有する有痛性脊椎転移に対する通常照射と体感部定位放射線治療に関するランダム化比較第Ⅲ相試験(JCOG2211)」を行っています。公的研究費の助成を受けつつ、日本臨床腫瘍研究グループ(Japan Clinical Oncology Group: JCOG)放射線治療グループに参加する国内の多施設で協力して行っている臨床試験であり、聖マリアンナ医科大学が研究代表施設を担当しています。詳細をお知りになりたい方は専用のホームページにアクセスしてください。


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