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森永卓郎さんのちょっと賢い年金生活

iDeCoの加入年齢再延長 2022.06.21
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 【森永卓郎さんのちょっと賢い年金生活】一覧はこちら

驚きのニュースが飛び込んできました。政府が6月に決定する「新しい資本主義」の実行計画のなかで、個人型確定拠出年金(イデコ)の対象年齢を現行の64歳以下から、65歳以上に引き上げる見込みだというのです。私が驚いた理由は、この5月から加入可能年齢が60歳未満から65歳未満へと引き上げらたばかりだからです。ただ、いつから加入可能年齢が引き上げられるのか、何歳まで対象年齢が引き上げられるのかは、まだ分かっていません。来年夏に策定される「資産所得倍増プラン」のなかで決まる予定です。ただ、私は70歳未満まで引き上げられるのではないかとみています。その理由は、イデコの対象年齢引き上げが、「希望者が70歳まで働ける機会の確保が企業の努力義務」になったことが背景にあるからです。
この改正が実現すると、老後の資金計画に大きな変化が生じます。今回の改正では、NISA(少額投資非課税制度)も大幅に拡充される予定ですが、私はイデコの対象年齢拡大の方が、メリットが大きいと思います。
イデコには、①掛け金の所得控除、②運用益の非課税、③受け取る際の税制優遇という3つの優遇措置があり、特に掛け金の所得控除は、所得税や住民税の減少という形で、いきなり成果を手にすることができるからです。また、NISAの場合は、投資対象として預金や公社債投信は選べませんが、イデコの場合は、そうした低リスクの資産も選ぶことができるのです。
年金生活が近い人には、リスクの高い投資はお勧めできません。損失がでたときに取り戻す時間的余裕がないからです。
もちろんイデコは税金を払っている人しかメリットがないのですが、これは未確定ですが、税金を少しだけ払っている人にはメリットが大きい可能性があります。それは、イデコの投資で所得を減らし、メリットの大きな住民税非課税世帯になれることなのです。

■ PROFILE

森永卓郎 1957年東京生まれ。経済アナリスト。東京大学経済学部卒業後、日本専売公社(現JT)、経済企画庁、民間シンクタンクなどを経て、獨協大学経済学部教授に。多数の著書を手掛け、「年金は60歳からもらえ」(光文社)を監修。ペットボトルの蓋などB級グッズコレクターでもある。コレクションを展示する博物館(B宝館)を新所沢に2014年10月に開館!


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